自己愛性パーソナリティー障害

子どものころから上手くいかな親子関係…
なぜ母は私のことを認めてくれないのだろう?
なぜ母はいつも自分の話しかしないのだろう?
なぜ母は私の欠点しか見ないのだろう?
なぜ、なぜ、なぜ…???
18歳の頃、アダルトチルドレンだと知りました
母に辛かった気持ちを伝えましたが、
「恩を仇で返すのか!」と怒られました。
そこから私の癒しの旅は始まりました。
否定がベースで育ってきたので、自己否定…消えたくなる思い…
それらと定期的に戦いながら、私は自分のことを知る旅に出ました。
心理セラピーや、ヒプノセラピーと出会い
やっと理解が追い付いてきました。
それでも、数年ごとに、また新たに母との間で思いの行き違いが生じ
トラウマが上書きされていくのです…。
これを勝手にカルマだと解釈しようとしていたのですが、
どうやら、彼女は「自己愛性パーソナリティー障害」だ、とうことに行きつきました。
私の中で見えなかった光が差し込んだ
それが分かったことで、私の中で見えなかった光が差しました。
あぁ…もう、いちいち彼女の言動に悲しまなくていんだ…と。
自己愛が強い方は、以下の特徴が出ます…。
- 過剰な自己重要感:自分の意見を絶対視し、異なる意見に不寛容
- 共感の欠如:他者の感情より自分のニーズを優先し、共感が選択的
- 批判への過敏さ:傷つきやすく、批判されると怒りや不機嫌で反応
- 優越感:他人を見下す傾向や「自分は特別」と思う態度
対策は、きっちり境界線を引くこと。
親子だと近いので、すごく難しいのですが
特に自己愛の強い方は、かまってちゃん、愛が欲しいので
思うような行動をとってくれないと、こちらに罪悪感を感じさせるよう
コントロールしてきます。
私も、母を理解してあげられない自分が悪いのでは…
母が思うような娘ではないので、申し訳ない…
そんな風に思っていました。
対人のお仕事をする人の中には、こういうクライアントと出会うこともあるでしょう…。
私も、子どもに関わる仕事を長年しているので、そういった親御さんに遭遇してきました。
「きついことを言われた!思い通りな対応をしてくれない!」
などとクレームにつながる話もよくあります。
私が最初に受けたヒプノセラピーの先生の講座でも起こりました。
ですので、対人のお仕事をされる方は、こういう方が現れても、パニックにならず
相手の受け取りエラーが問題、ということをしっかり境界線を引いて対処してほしいと思います。
自己愛性パーソナリティー障害は、治るものではありません。
在り方、考え方が、丸々その方の生き方を通して、何十年も刷り込まれているので…
そうそう捉え方や視点は変えることはできません。
私の母も、癌や難病になっても、自分の言動が導いた結果ととらえることはなく、
生まれつきの持った体の免疫が弱いから…と
顧みることはありませんでした。
そんな病気を抱えている自分に優しく気遣ってくれないあなたはひどい人。
という構図がパターン化しています。
特に娘は自分の分身ととらえるほどの近さなので、
怒りは更に膨らみます。
とても厄介です。
なので、悲しいですが、距離を置いて関わるしかありません。
自分の心を健全に守るための術…
私もこの年になり、やっと気づくことができました。
悩んでいる方がいたら、ぜひ専門家の意見を聞いてくださいね。
トラウマや過去生の繋がりを知る魂の旅のお手伝いは
ヒプノセラピーでさせて頂きます。